出現した当初からストークス型迫撃砲の完成度は高く、第二次大戦期に更に洗練され現代に至るまで基本構造に大きな変化はない。主要な参戦国の地上部隊は必ず迫撃砲を装備していた。
ただし、日本の旧陸軍においては、面制圧兵器という特性から弾薬消費量が多くなることを嫌い、歩兵ではなく砲兵所管の独立部隊に少数が配備されるに留まっていた。しかし、支那戦線において中国軍が使用するドイツ製迫撃砲の威力に驚嘆し、曲射歩兵砲という名称で歩兵部隊にも配備することになったという経緯がある。また、旧海軍は九七式曲射歩兵砲を簡略化した三式迫撃砲を海防艦の艦橋前に設置し、潜水艦に対する威嚇攻撃に用いたほか、陸軍も機動艇などの揚陸艦の艦首に迫撃砲を装備して揚陸時の支援射撃に用いた。なお、旧陸軍においては砲兵所管のものを「迫撃砲」、歩兵所管のものを「曲射歩兵砲」と称するが、いずれも同じ迫撃砲である。
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第二次大戦では歩兵の機械化が進み、自走式の迫撃砲も登場した。軽量の迫撃砲は車載化も容易で、トラックの車台に既製の迫撃砲を搭載しただけのものから、既存の装甲車両を改造して固定武装化したものまで様々である。
また、迫撃砲ではないが同じ"mortar"である臼砲・曲射砲では、ドイツの「カール自走臼砲(口径540mmまたは600mm)」、米国の「リトル・デーヴィッド(口径914mm)といった巨砲も製造された。
前述のとおり、一般的な迫撃砲の外観や基本構造は第二次大戦時からほとんど変化していないが、近年ではアルミニウム合金の多用など素材の改良によって軽量化が進んでおり、各国の軍隊では従来装備していたものより一回り大きな口径の迫撃砲に更新する例が多い。